「エニアグラム探究セッション」とは一体何をやっているのか?

エニアグラム

心理カウンセラー/Webクリエイター/エニアグラムファシリテーターのちえです。

7月より、夫と「エニアグラム探究セッション」をスタートさせました。

モニター募集から恐る恐る始めたのですが、思いの外たくさんの方にお申し込み頂き、すぐに通常メニューとして起動させることができました。

ありがたいことです。

7月は(そして8月も)、とにかくたくさんセッションをさせて頂きました。

忙しいのが苦手で、手帳も「何もしない日」から必ずブロックしていくような私が、7月はセッションでギッシリ!

けれども、全く苦ではなかった。むしろ毎日、明日のセッションが楽しみ♫という、

久方ぶりに遠足前日の小学生のような感覚を思い出して、寝付けないほどでした。

7月のテーマを「Imagination means nothing without doing」=行動を伴わない想像力は、何の意味も持たない にしていたとおり、

「つべこべ言ってないで、まずは行動に移してみる!」ということの大切さを学んだ月にもなりました。

その大きな成果の1つが、私たちがやっている「エニアグラム探究セッション」が一体何をしているセッションなのか?ということが

自分でちゃんと言語化できるようになったからです。

エニアグラム探究セッションで行っていること

エニアグラム探究セッションとは、一体何をやっているのか。

今日はそれをシェアしてみたいと思っています。

自分の人生を語るという「セラピー」

エニアグラム探究セッションでは、1時間クライアントさんに「自分史」を語って頂きます。

自分の人生を人にまるごと話す機会って、案外ないですよね。

だから初めは「そんなに話せるかな」という方や「恥ずかしいな…」なんて言う方もいます。

でもね、誰一人同じ人生ってないから、どの人の自分史も、本当に素晴らしいんです。

いつも前のめりで、目の前のその人をことを「世界一大切な人」という気持ちをもって聞いています。

自分史を話しながら、いろいろなことが回想されて涙される方もたくさんいらっしゃいます。

私達も隣で一緒に寄り添い、感じています。私たちの方がビービー泣いてしまうことすらあります。

それで、わかったんです。これはセラピーでもあるな、と。

そう、この自分史を語るということは、「ナラティブ・セラピー」というセラピーになっているようなんです。

ナラティブとは、「物語」という意味。

その人の人生の物語。その人が語る物語を聞き、その人らしい解決法を一緒に見つけていく方法だそうです。

私も夫もエニアグラムと同じくらい「傾聴」をとても大切にしているので、すごく点と点が繋がったように感じました。

エネルギーリーディング

また、お話を聞いているだけではなく、その人が話しているその背景にある・またはダイレクトに届くエネルギーをリーディングしています。

エネルギーを読んでいるのと同時に、ハイヤーセルフリーディングも行っていて、その人を通して伝えられたがっているものをフィードバックしています。

その人の中にある「美しさ」「素晴らしさ」「エッセンス」「この人が知らず知らずに他者に貢献していることは何か」という視点から必ず見ています。

これは、対話という関わりの中で行うからこそできる、エニアグラムの判定方法だと自負しています。

エニアグラムの誤解を解く

エニアグラムというのは本だけでは掴めない部分が多いと思います。

知識が先行すると、どうしても自分のフィルターを通した理解になってしまうからです。

エニアグラムは決して人をジャッジ・ラベリングするためのものではありません。

このエニアグラムタイプのジャッジ・ラベリングは、実は自分自身(のタイプ)に対して行っていることが一番多いのではないかと私は思っています。自分自身へのジャッジですね。

それは本当に苦しいことです。

このジャッジやラベリングの誤解を解き浄化する役割も、どうやらこのセッションにはあるようです。

自分のタイプに嫌悪を抱いていた方や、自分のタイプについてピンと来ていなかった方から、「エニアグラムの捉え方が180度変わった」といった言葉や、「自分に寄り添い、認められるようになった」という感想を頂けたとき、あーー、このセッションをやって本当に良かったなと、心から思います。

その人がもっている素晴らしい1/9のエネルギー、努力しなくても自然とできてしまう素晴らしい力。

そのどれを持っているのか?をともに探究していくことは、その人の本質のエネルギーに光を当ててあげることにほかなりません。

自分が自然に持っている素晴らしさに立ち返り、自分を愛する1つのきっかけの時間になったらいいなと思っています。

まとめ

自分のエッセンスに触れたい、という方には自己探究の入り口としてとてもおすすめです。

私たちもさらにスキルを磨いていきたいと思っています。

関連記事

特集記事

TOP