ネガティブを話しても、“美質の倍返し”で送り出してくれる駆け込み寺(Tさん/東京都/看護師/40代女性/タイプ2)

Tさん/東京都/看護師/40代女性/タイプ2

看護師として日々命の最前線で活躍されているTさん。とてもユーモラスで、愛情深い姿に、私たちはたくさんのことを受け取り、学ぶべきことがたくさんありました。

私たちのエニアグラム探究セッションやイベント、各種講座に参加してくださった後、「パーソナル継続セッション」にて半年間プロセスを共にしました。

その半年間を振り返り、インタビューをさせて頂きましたのでご紹介します。

目次

Tさん:パーソナル継続セッションインタビュー

パーソナル継続セッションを受けたきっかけ

元々、自己探求のために誰かしらの継続セッションは受けたいなと思ってたんです。

それで、たっちゃん&ちえちゃんの1Dayワークショップやサブタイプ講座、健全度講座などに出た時に、必ず優しい気持ちで帰れる場だったなっていうことを1番最初に思い出して。あったかいのですよ、2人の作る「場」が。

たつちえ

わー嬉しい(^^)

だからなんか変な意味で緊張せずに、私は 2人に話せるなっていうのが 1番大きかったかな。うん。
何か今「具体的に大きな悩みを抱えているんです!」っていう状況ではなかったけど、 これまで心理学の講座などを受けてきて、自分の中にある課題だろうと思われるものの手前の、ふんわりしたものが見えて終わっているという感じだったんですね。
だから「そこからさらに自己探求を深めるって、どうやってやったらいいんだろう?」というのがずっとあって。お願いすることにしました。

たつちえ

ありがとうございます。実際に受け始めてみてどうでしたか?

最初のセッションで、母親についてやったのですが、そうするうちにこう芋づる式にこう。自分のこの課題っていうのがどんどん出てきて。それがすごい良かったです。うん。無理して出してるわけじゃなくって自然の流れで進みました。

セッション自体は、月に 1 回リアル(東久留米サロン)で、月に 1 回オンラインZoomで受けていました。どっちの良さも体験できたのがすごい良かったです。オンラインの手軽さもあるし、サロンでは家という場を離れて自分を見つめる時間ができたのがすごい良かったですね。毎回、あったかい気持ちで帰れました

私は罪悪感や怒りを感じやすいけれど、自分にとってネガティブだと思ってた要素を必ず私の美質としてひっくり返して、セッションが終わった後送り出してくれるので、 それがすごい嬉しかったです。

たつちえ

うんうん、嬉しいです。

ネガティブの中に眠っていた「美質」

もちろん、素直に「ええ、そうですよ。私にはそういう美質がありますね!」とはならない(笑)。けど、「タイプ2のこの美質がある故に、Tさんはそこに悩むんだよ」とか、「それはネガティブに捉えているかもしれないけど、他のタイプから見たらそれもとっても尊い美質なんだよ」と言ってくれて。自分がネガティブに捉えていた気質がオセロみたいにひっくり返っていく感覚を味わわせてもらえるなんて、大人になってからなかなかできない体験じゃないですか?

「あなたがすでに持っているいいところを、あなたは気づいてないだけなんだよ。」と。たっちゃんとちえちゃんからすると「私たちには見えてるよ。見えてなかったの? (^皿^)」といった感じで言ってもらえるのが、嬉しかったです。感想が全部「嬉しくて」ですね(笑)

たつちえ

うふふ。さすが気持ちのハートセンター(^皿^)

何て言ったらいいんでしょうね。
おふたりのセッションは言語化が本当難しい。
例えると小さな子供が、何かできるようになった時に「あ、できたね!」とか、「わあ!Tちゃんは優しいね!」とか、「Tちゃんはこういうことにも気づける子なんだね」と言って親が子供の美質を引き上げてくれる、自己肯定感が育まれる、そんな感じなんです。

今日のセッションで認められた自分のことも、また忙しい日常生活に戻ると忘れちゃったりするけれど、また何かにつまづいた時に、今回もまた「自分を許していいんだよ」っていう。自分にオッケーを出してもいいんだっていう体験をさせてもらっています

たつちえ

うんうん、このパーソナル継続セッションは、長期に渡ってTさんのことを見守らせて頂けるのが醍醐味だと思っています。
小さな頃得られなかった、本当は欲しかったけれど得られなかった関係性。その父親と母親役がいわばたっちゃんとわたしに代わるような形で、あの頃得られなかった温かいサポートと眼差しを「体験」することで、溶けていくもの、新たに沁み込ませることができる自分への愛の感覚を、養うことができると思っています。

毛糸が紐解かれていくようなセッションの時間。

毎回のセッションでは、「紐解き」をしてもらっていて。
例えるなら、いろんな色の毛糸がこう絡んで全部がぎゅうぎゅうになってたとしたら、
それがこう緩んできてる感覚がすごい分かるんです。
…何だったら、いらない毛糸もスーっと抜けていったりとか。もう必要のない毛糸は抜ける。
だからセッションが終わって、落ち込んで「ずーーんっ」となって帰ることが 1 回もなかったことも、すごい魅力の 1 つです。

こんな感じかな?(^^)
たつちえ

そっか…。私も経験あるけど、セッション終わってズーンってなることがけっこうあったんだね?

ありました。
だからこそ、たっちゃんちえちゃんには、「落ちても拾い上げてもらえる」って安心感があるのかな。安心して落ちれるし、ただただ泣けるし。多分その感覚があるから、私、親を連れてきても大丈夫だと思ったんです。

たつちえ

うんうん。Tさんは実は、なんとご両親(ご家族)をタイプ探究セッションに誘って、連れてきて下さったんですよね!!
本当にそれはすごいこと…。素敵なご両親でした。

変化は、自分の内側から家族へ

「こんなセッションがあるんだけど、受けてみない?」と、父の日に高いお酒で釣ったという部分もあるのですが(笑)、それは冗談で、それだけに釣られる人ではないので、両親が私の誘いに対して「行ってみようか」という風になったのは、目に見えない私の『在り方』がきっと変わったんだろうなというのはすごい感じているんです。
これが1番大きな変化だったんじゃないかなと思います。

たつちえ

本当に、ご両親が一緒に来て自分史を話して下さり、それを仲良く共有したあの時間は、私たちにとっても尊い時間でした。
ご両親が一緒に受けてくれるというのは初めての体験だったので、すごく嬉しかったし感動したなぁ。
Tさんの真摯な自身の探究の成果が、目に見える形としてこんなふうに現実に現れてくるんだ!と目の当たりにしました。
まぎれもなく、Tさんが起こした大きくて素敵な変化ですよね。

他に、パーソナル継続セッションを受けて変化したことや良かったことはありますか?

必要以上にネガティブを引っ張らなくなったかな、と思います。

私は 最初の頃、このセッションを受けるにあたって「私の駆け込み寺が欲しかった」という気持ちがあったんですね。
始めてみたら、もう、まさしく本当に駆け込み寺だった
何か職場や学びの場で辛いことが起きた時に、「ちょっと緊急で聞いてほしい」と言えたことが大きかったんです。普段ヘルプが出せない私が、ヘルプを出せたってのはすごい大きなことだと思います。

それに、ふたりに「ネガティブを投げれば美質の倍返しが来る」って感じがあって。(笑)
口悪いかもしれないけど、でも良い意味ですよ。
無理に褒めているのとも違う。この 2人は美質ハンターよね!と思います。

たつちえ

ありがとうございます(^^)もう、照れちゃう!
苦手だな、嫌だな、と思った相手に対しても、真摯にTさんはワークをしましたよね。

相手のことを嫌いにならないで済む

そうですね。やっぱりこのセッションでどんな話をしても、「それはTさんの美質だよ」っていう言葉がたくさん無理なく普通に出てきて。それと共に、私が反応した相手の美質すら返ってくるんですよ。
だから何だろうな。相手のことを嫌いにならないで済むっていうのはありましたね。

普通のセッションと違うのは、私の反応だけを扱うのではなく、
「おそらくこの相手の人は、タイプ〇だろうね。」とか、「サブタイプはソーシャルだからこういう捉え方をするんじゃないかな」とか、「エネルギーの種類が傍観型だからこうかな」、といった形で推測と理解をしていくことで、相手を慮(おもんぱか)れるんです。もちろん、ちゃんと 1 回私が「相手からこう感じて嫌だった、傷ついた」っていうことをまず大切にしてくれる、私の思いは一旦ちゃんと受け止めてもらえたっていう感覚があるから、すんなり入ってくるのだと思います。

そこから相手のタイプやコミュニケーションの型にフォーカスするから、相手を必要に嫌いにならないで済む。相手の美質を知ることで、なんだったら最後に相手に感謝できるんですよ、素直に

「あ、このことを私に教えてくれたきっかけを作ってくれた人なんだね。」っていう。
もちろん嫌な部分が全くなくなることはなくて。鬱陶しさを感じたりすることがまだあったとしても、嫌いなところといいところをちゃんとこう分けて受け取れるし、スムーズに腑に落ちてきます。
美質のシャワーを浴びに来てんだと思います。私はここに。(笑)

たつちえ

相手が鏡となって見せてくれるもの(心理学用語では投影やシャドウと言います)と向き合うのは、すごく勇気と覚悟と忍耐がいることなんですよね。でもTさんはいつだって自分にコミットしているので、こうして新たな視点をすんなり受け入れていることが、本当にすごいなと驚愕しています。

このセッションは、たつおとちえふたりがカウンセラーという特殊な形ですが、その点はどうでしたか?

やっぱり夫婦で聴いてくれるというのはすごくいいですね。
ありがたいです。ふたりは同じタイプ 9 だけど、サブタイプが違ったり、私とはセンターが違うので、違った見方を伝えてくれる。
「あ、怒っていいんだ」とか、「あ、そうなんだ」とか。「他のセンターの人はこう考えるよ」っていうのを教えてもらうことで、自分の見ている世界観だけではなく、本当に『十人十色』という言葉の本質を体感することができました。
それが分かると、自分も大事にしてもらいたいし、相手のことも大事にしたいと思うから、やっぱりもっと知りたくなりましたね。

あとはね、たっちゃんがポツリポツリ言ってくれる言葉がすごい刺さる(笑)。多くを語らないタイプだから、それがいい。悪いとかじゃなくて逆になんか希少性が上がってる。(笑)

たつちえ

ちえ:そうなのよ!なんかずるいんだよね。(笑)
喋る量で換算するとさ、9 対 1 で私がいつも喋ってて。で、たまにポツッってたっちゃんが言葉を繰り出すと、クライアントさんが涙することよくあるんだよね。ずるーい!みたいな。(笑)

私もそれでたっちゃんに泣かされたから(笑)
何かの声かけで、びゃーって泣いたの覚えてる。(笑)

たつちえ

ねー。(笑)

あとセッションの内容をレポートで送ってくれるじゃないですか。
あのレポートになって返ってきた時に、たっちゃんの考察などが足されていることがあって、レポートをもらえるのが嬉しいです。じっくり見るために大きいタイプの iPad かパソコンで見るようにしてるんです。

たつちえ

そうだったんだ!それが聞けて嬉しいです。
Tさん、今日は素敵な感想を聞かせてくださり本当にありがとうございました💕
Tさんのプロセスに伴走させて頂けていること、とても嬉しいですし、いつもTさんの見ている繊細な愛の世界に本当に学ぶことが多いです。私たちのハートも豊かに成長させて頂いています。
本当にありがとうございます♪

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この記事を書いた人

エニアグラムファシリテーター/心理カウンセラー・セラピスト/魔法の杖Webクリエイター。エニアグラムが大好きです。エニアグラムをベースとした心理学を通して、自己探求のお手伝いをしています。

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