エニアグラム勉強会

土曜日に、第1回エニアグラム勉強会を開催しました。

エニアグラムはとても奥深い叡智で、本に書かれた定義の広い「言葉」を軸にすると理解することが難しいと思います。

実際に生身のそれぞれのタイプの人が集まり、エネルギーを感じたり、対話を重ねる中で自分というものやそれぞれのタイプの違いを体感することができます🫡

第1回の今回は、「自分を知るエニアグラム」というタイトルで開催しました。

アートセラピーの手法を取り入れて、お題を出して皆さんに絵を描いて頂き、それをもとにそれぞれのセンターやタイプの根源的欲求、大事にしているものについて対話をしていきました。

絵というのは、完全なる無意識、潜在意識の領域に触れてそれが現れてくるもの。

今回も参加者の皆さんが自分のタイプについて新たに知れたり、ビックリしたり、学んだり、腑に落ちたりして、笑いあり、涙ありの豊かな時間になりました。

何より、センターによって絵がハッキリ分かれることを共有できて良かった。お見事でした。

人間って、すごい。人間って、おもしろいなぁ。しみじみ。

参加者のみなさんよりコメントも頂き、一部だけ抜粋させて頂きます。

「ずっと苦手だったのだけど、仲良くなり始めたエニアグラム。今日のちーちゃんとたっちゃんとの勉強会のおかげで、エニアグラムの奥深さを、愛を持って実感することができました。」

「絵のワークで、あ!本当に違うんだなぁという事を実感したのと仲間のシェアが本当に学び深かったです!ちえちゃん たっちゃんが創り出す穏やかな場もすごく居心地が良かったです😊

「ちえさん、たっちゃんさんの人柄溢れる学びが、私にはわかりやすくてまた新たな知識が得られてとても楽しかったです🙇‍♀️

「イメージ変態🧚‍♂️としては、お2人の世界観こそ大好物で、時に遊離しながら学ばせて(吸わせて?味わらせて?)もらいました💕

🌲🌲を見ながら、小鳥🦜のさえずりがBGMの和室は凄ーく良かった😆

(コメントもユニーク☺️

※時間の都合と、わたしたちのウッカリで全員が映った写真が撮れなかったのが悔やまれます🥲

次回は来月6/25開催で、満席です。

その次が7/17開催で決まったのですが、すでにほぼ満席、もう1日程追加開催検討中です。決まり次第UPします。

エニアグラムに初めて触れる方も大歓迎です。

また、先輩カウンセラー菊地健介さんとのスペシャルなコラボワークショップも開催しています!

こちらはエニアグラムとプロセスワークの視点からワークを行なっていき、人生を通して自分を突き動かしているもの、エッセンスに触れられるとても貴重な機会です。

5/28は満席ですが、6/30の参加者はまだまだ募集中です。リピーターの方も大歓迎です。自己理解、他者理解に。ぜひいらしてくださいね☘️

●感想を頂きました。

小さい魔女とくまさんに会いに行ってきた その①
5月半ばの週末、電車とバスを乗り継いで東京の西の町へ出かけた。
いろいろと深いご縁のある武蔵野の町には小さな魔女が暮らしている。
小さな魔女と彼女を守る優しいくまさんが開いている会へ参加するのだ。
私はこの会をとても楽しみにしていた。
バスを降り、住宅街の中にある雑木林に入ると、すぅ~っと空気が変わるのがわかる。
ふぅわんっと立ち上ってくる雨の後の草木のにおい。
うふふ、うれしくなってくる。
雨上がりの雑木林を抜けてたどり着いた町内のコミュニティー会館。
ちょっと古めの建物の入り口を入ると、おじいさんがふたり、古びたソファーに深く腰掛けて新聞を読んでいる。
会場の部屋を探してキョロキョロする私を、見かけない人だという目で見ながら、
「どこへ来たの? 魔法の杖? そこに名前書いてね」と案内してくれる。
そう、予約の名前は『魔法の杖』なのだ。
小さな魔女のたくらみに思わずニマニマしてしまう。
薄暗い階段を上がり、目的の和室へ。薄暗いたたきに上がり、そっとふすまを開けると
「みなちゃ~ん!!待ってたよぉ~」と、小さな魔女の声が弾ける。
この笑顔に会いたくて来たのだ。
今日は、小さな魔女と彼女を守る優しいくまさんが主催するエニアグラムの勉強会。
勉強会はすでに始まっていて、私は「遅れてごめんなさい・・・」と小さく謝る。
「大丈夫よ~」と小さな魔女の優しい声、穏やかな優しい視線を送ってくれる魔女を守るくまさん。
魔女の小部屋は、安心に満ちていてとても居心地がいい。
各自、自己紹介とともに近況などを話していく。
話しは、家族や友人、職場の人間関係へと広がり、そこで起きている出来事や行動に表れている各タイプの特徴を魔女が解説してくれる。
くまさんは少し遠慮がちに話出すのだが、視点は鋭く、伝える解説には熱い想いが込められている。
その解説はとても分かりやすく、言葉とともに体感で感じ取るものが大きい。
魔女とくまさんが体感のタイプ9だから、伝えることも体感を表現してくれることが多いのだ。
それは、言葉にできない微妙なニュアンスだったりするのだが、参加している誰もがそのニュアンスを感じ、味わっている。
この感性と感覚に満ちた場を提供できるのが、小さな魔女と優しいくまさんの力なのだ。

小さい魔女とくまさんに会いに行ってきた その②
たくさんのおやつもあり、すっかり心が緩んでしまった私は、おやつを食べながら足を伸ばし、課題に取り組む。
「自由だなぁぁ~」と言われ、それが心地よかったりする。
1年前の私なら、こんな勝手な行動をすることも出来なかったし、今だって場所を選んでしまう。
今度のお題は絵を描くこと。
お題は「あなたが花だとしたら、どんな花で、どんな場所で咲いていますか?」
お題を聞いた瞬間に、一つのイメージが広がった。
今の私にとって、最も心地よい場所のひとつだ。
パステル、クレヨン、色鉛筆・・・いろいろ用意された画材から迷わずパステルを選ぶ。
グラデーションを描きたかったのだ。
絵を描くことを学んだことはないのに、描きたいものが明確なことが笑ってしまう。
迷わず、グリーンに手を伸ばす。
白の画用紙に、すぅーっと柔らかい曲線を引き、指で伸ばしていく。
楽しい!
微妙に違うグリーンを選び、また線を引き、指で伸ばす。
グラデーションが出来て、ふたつの色が重なり、新しいグラデーションが出来ていく。
楽しい!!
自分のイメージが少しずつ表れていく楽しさ。
コレ、みんな夢中になる!!
子どもって、絵を描くのが好きなこと多いのがわかるような気がする。
私が描いたのは、花になった私から見える景色。
大きな木を見上げている。
どんな花なのかわからないけど、人に踏まれちゃう野の花かもしれないけど、
私の近くには大きな木があって、私はいつもその木を見上げている。
そんな景色。
今回参加しているのは、私を含めて5名。
エニアの「思考」「ハート」「本能」のタイプごとに順番に、自分の絵を紹介していく。
ひとりひとり、みんな個性的。
1枚も似たものがない。
小さな魔女とくまさんは、どこから描き始めたか、描いた順番や大きさ、彩り、
様々な切り口から、その人が大切にしているものや関係、そこから感じるタイプらしい一面を解説してくれる。
なるほど~~と驚くことばかり。
絵から感じたことをシェアしていくと、
本能タイプは花である自分の状態、
ハートタイプは自分がどんな風に在りたいか、
思考タイプは自分がどんな場所にいたいのか
が描かれていたことにびっくり!
と同時に、エニアグラムは単なる性格分析などではなく、その人の生まれ持った気質、
そこから生まれてくる個性を表していることが伝わってくる。
小さい魔女とくまさんは、本人さえも気が付いていない、大切にしている想いも汲みあげていく。
涙が出てしまいそうになる温かな言葉が溢れている。
自分の心の中の景色を描く時間を創り、温かい言葉や想いを伝えてくれる。
心があったかくなり、安心や愛に満たされた気持ちになる。
これはきっと魔法なのだ。

小さい魔女とくまさんに会いに行ってきた その③
エニアグラムにも成り立ちがあるらしい。
魔女とくまさんの3つの大きなタイプの成り立ちの説明がびっくりするくらいわかりやすい。
・本能タイプ(8・9・1):朝起きて、マンモス狩って、夜寝る
 ↓
・ハートタイプ(2・3・4):今日の作戦がよかったよ~、君の弓の腕がよかった~
  →嫉妬、妬み、諍いが生まれてくる
 ↓
・思考タイプ(5・6・7):嫉妬や妬み、諍いが起こらないためにルールを考える
なるほど~~と納得の解説!
人間の発展ともに人の気質も発達発展していったのだろう。
誰かの夫のタイプが、参加している別の誰かのタイプという組み合わせが複数あるのも
魔女の魔法が起こしたミラクルなのか。
「あ~、だから、夫はいつもこう言うのね!!!」
「だから、あの社員はああいう行動をするのね!!」
夫や仲間たちの行動の謎が解けていく彼女たちの顔は笑顔だ。
ここにも愛は満ちているのだ。
盛りだくさんの情報をコンパクトにまとめられた資料がすばらしい。
学びの講座で見慣れた資料がさらにブラッシュアップされている。
中でも、「私ってこんな人」「私をこう扱ってね」というのが面白い!
参加者が自分のタイプを読みながら、
ある!ある!
そうなのよ!これをわかってくれたらいいのに!
そうなの!!そうだったんだ!!
と賑やかな笑い声が上がる。
エニアグアムは単なる性格分析や行動分析のツールなのではなく、
お互いを理解し合い、お互いが心地よい関係を築いていく助けになるものなのだ。
休憩時間のこと。
ロビーで新聞を読んでいたおじいさんたちは、階段を下りてきた私に明るく声をかけてくれた。
「魔女の杖って何をやるんだい?マジックとか??
オレもマジック出来んだよ!」
私はなんだか嬉しくなってきた。
だって、小さな魔女が名付けた「魔法の杖」という名前が
たまたまそこにいたおじいさんたちをも楽しい気持ちにしているのだ。
私の答えは
「ヒミツ~!! だって魔法だから!」
おじいさんたちは大笑いした。
講座は大いに盛り上がり、話は尽きない。
そのまま、魔女とくまさんのおウチへ
魔女のおウチはとにかく居心地がいい。
自然素材のもので統一され、魔女とくまさんの好きなものに溢れている。
“気がいい家”というのは、こんな家のことをいうのだろう。
くまさんがおいしいコーヒーを入れてくれる。
それぞれが椅子やソファー、階段と、落ち着く場所でくつろぎながら話は弾む。
魔女とくまさんが、学びの講座では知らなかったことや、捉え方、
エニアグアムへの熱い想いを語ってくれる。
このふたりにかかると、エニアグラムを使うことで、魔法のように新しい自分の一面に気づくことが出来るのかもしれない。
ちえちゃん、たっちゃん
愛に溢れた豊かな時間をありがとう。
講座が続いていくことを楽しみにしています。
出来るだけ毎回参加した~い!!

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この記事を書いた人

心理カウンセラー・セラピスト/魔法の杖Webクリエイター

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